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藍民芸館

湯たんぽ

2009年12月号

月刊「藍民芸館」

 寒くなってくると暖かいものが恋しくなります。現代のように高気密高断熱の住まいに暮らし、様々な暖房器具を使い、ふかふかのお布団に寝ていると「湯たんぽ」などは忘れ去られそうになっていましたが…昨今のエコブームに乗って復活しているようです。

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湯たんぽの起源は中国・唐の時代、中国語で「湯(たん)婆(ぽ)」、「婆」は「妻」のことで、妻の代わりに抱いて暖をとること。意味を調べると何やら色っぽいです。 暖をとることが容易でなかった貧しい人は自ずと…。「貧乏人の子沢山」はここからかしらと、ひとり納得してしまいました。大停電が起こると出生率が上がると、どこかの政治家が言っていたことも思い出し、また再び納得です。

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お話が脇道にそれてしまいましたが、古いものを見ながら往時の事をあれこれと思い巡らすことは骨董の楽しみのひとつですよね。

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日本には室町時代に伝わり、大正時代に金属製が現れるまでは陶製のものが主でした。 どっしりと安定感のある円筒形で、上部にお湯を入れる口があります。翌朝、その湯をあけ顔を洗いました。

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陶製のものは金属のものに比べると、冷めにくく、錆も出ないのですが、割れやすく重いということから、次第に金属のものに代わって行きました。ただし、戦時中の金属が不足していた時は、陶製のものが使われました。また、現代には、遠赤効果のある特殊な陶器のものが人気をよんでいるようです。

 

  ※ 2009年12月28日〜2010年2月28日まで資料整理のため冬期休館に伴い、

    2010年1月号、2月号はお休みさせていただきますのでご了承下さい。

    次号2010年3月号をお楽しみに!!