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藍民芸館

香時計 (香盤時計 ・時香盤・常香盤) 江戸時代

2010年10月号

月刊「藍民芸館」

  現在開催しています秋の特別展(〜11月28日まで) 『香りの道具』から、香時計についてご紹介いたします。

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香炉の灰の上に香型と呼ばれる型抜きされた定規を用い抹香を置き、その置かれた香の一端から火をつけ時間の経過を計るものです。

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場合によっては、一定の時間の終わりに強い匂いの香を置き、時の経過を香りで知らせました。江戸時代に盛んに作られた時を知る道具の一つです。   

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お寺では古くから法要等に用いられてきました。

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有名な奈良・東大寺二月堂修ニ会(俗にお水取り)の中の開白法要は、一日を六回に分け、この六つの時間「日中」「日没」「初夜」「半夜」「後夜」「晨朝」に合わせて法要が行われます。

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これを『六時行法』と言い、この香時計を用い一日を六つの時間に分けました。置かれた抹香を六つに分け時刻札を立てて使用しました。