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藍民芸館

  壺(びえんこ)」2

2011年4月号

月刊「藍民芸館」

 

先回に続き今月29日から開催される春の特別展

「鼻煙壺 〜中国アンティーク」に向けてご紹介いたします。

 

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美しい小瓶・鼻煙壺は、様々な素材【ガラス・玉・金・銀・

金属・象牙・陶器など】で作られ多様な技法で装飾されています。

 

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鼻煙壺の中で最も芸術性の高いものは清の時代、紫禁城の中の

鼻煙壺を専門に作る工房で制作された「官料鼻煙壺」というもので、

家臣への褒美や外交時の手土産に使われました。

外国に渡った鼻煙壺は、ヨーロッパでアールデコや香水瓶に大きな影響を与えました。

 

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写真左の鼻煙壺は(緑のもの) 

被(き)せ硝子という手法で作られたもの

【硝子の上に色違いの硝子(色硝子の層をつくる)をかぶせ彫ったり削ったりして模様をつける】

 

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写真右の鼻煙壺は象牙に非常に細かな彫刻を施しています。

鼻煙壺全体に彫刻を施した山水は奥行きと広がりを見事に表現し、

中に童子も遊ばせています。中国の彫りの技が凝縮した逸品です。