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藍民芸館

  座敷ランプ

2011年6月号

月刊「藍民芸館」

 この夏の計画停電にあわせ 電気以外の灯りに興味を持つ方も少なくないと思いますので

今回は日本独自の『座敷ランプ』をご紹介いたします。

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幕末、開国と共に『ランプ』は日本に入ってきました。

それまでの行灯や蝋燭に比べ、明るく、手間も少なく、装飾性にも富んだランプは

明治の初めには瞬く間に広がり、次第に西洋のものを真似て国産のものが現れてきます。

明治半ばには西洋のものに引けを取らない美しい国産ランプを作るまでになりました。

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『座敷ランプ』は日本の畳の生活に合わせて作られたものです。

畳の上に置き、座ったときの目線の高さ(60〜70cm)にホヤ(灯り部分)が来るよう

台座を高く作っています。台座に良く用いられたものは孟宗竹で

様々な模様や彫刻が施され『竹洋灯(竹ランプ)』と呼ばれました。

他にも高価な陶器やガラスの台座のものも作られました。

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また、ホヤのガラス部分に色や柄が施されたものも多く、

光を通し映し出される模様は柔らかく、美しい夜の空間が生まれたことでしょう。

当館の『座敷ランプ』の台座は木製、ホヤは透明のガラスです。

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