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藍民芸館

「 行灯絵 大正時代 柏崎」

2013年7月号

 

           

月刊「藍民芸館」

レクター松田政秀は柏崎西本町にある正法寺(浄興寺柏崎別院山内)の住職です。

浄興寺柏崎別院では大正末〜昭和16年まで毎年8月1日〜3日の間、

職人の守護神として聖徳太子を祭る太子講が営まれました。

◆ ◆ ◆

その時、柏崎の文人や画家が絵を描き、灯りを入れ奉納したものがこれらの行灯絵です。

(詳しくは2009年7月号月刊民芸館) 1枚の行灯絵から当時の暮らしぶりや

世の中の様子を垣間見ることができます。

◆ ◆ ◆

この行灯絵は柏崎の旧制中学の教師中西氏が自身の日常を描いたものです。

子が生まれ母となった奥さんにとっては何より子が一番、そして母となった女は強くなります

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出勤前のご主人にご飯を炊かせ自身はゆったりと子に乳を飲ませます。

中西氏の目線なので自分のことが二の次三の次になってしまった悲哀も感じられます。

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また90年前は毎日こんなふうにご飯を炊いていたのかと、

あらためて現代の便利さに感謝しつつも、

かまど炊きのご飯はさぞ旨かろうと思ってしまいました