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藍民芸館

蚊やり具  明治

2014年7月号

 

 

 

  

 

    

月刊「藍民芸館」

 

蚊取り線香ができる前・平安時代から大正の初めころまでは、

よもぎや杉・松などの青葉を燻し、その煙で蚊を駆除しました。

それらを室内で燻すための道具が『蚊やり具』です。

◆ ◆ ◆

収蔵品は、どっしりと安定感のある陶製で小玉スイカほどの大きさ、

表側に煙を出す穴が五つ、裏側には握りこぶしくらいの楕円の口があいています。

愛用のものだったのでしょう。燻されて黒く煤けているのではなく

磨かれ、長い年月をかけ桜の樹肌のような深い色に育っています。

◆ ◆ ◆

今年の夏はこの『蚊やり具』とともに

懐かしい『蚊帳』を吊って明治・大正期の夏のくらしを再現しています。

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