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藍民芸館

色絵 そば猪口 麦の手 江戸初期〜中期

2015年9月号

         

月刊「藍民芸館」

そば猪口の収集では日本で三本の指に入ると政秀は生前豪語していました。

その言葉通り様々な柄が施された多くのそば猪口を当館は収蔵しています。

そしてその殆どが藍の染付です。

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今回ご紹介の猪口は数少ない色絵ものでも、とりわけ珍しく貴重なものです。

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時代は江戸初期〜中期にかけて作られたもので、

そば猪口の前身・向こう付けと言った方が良い大ぶりで丸みのある形です。

(江戸時代後期のそばの大流行・そば屋の出現により、そば専用の猪口が作られました。)

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『麦の手』といわれる麦の茎を表した柄を、5色の柔らかな色と線で装飾的に、

底周りには小さな水玉を配したことで、よりモダンに、西洋風に描かれています。

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口元の宝尽くしの柄と見込みの竹柄でかろうじて日本のものなのだと感じる程です。

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