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藍民芸館

燭台 幕末

2016年8月号

月刊「藍民芸館」

引き続き灯火具をご紹介いたします。

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燭台は、釘を打った台にロウソクを立てて使用した灯火具で室町時代にはあったようです。

ロウソクは奈良時代に仏教伝来とともに伝わったとされる蜜ロウで、

蜜バチの巣から作るため大変貴重でした。

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その後江戸時代中頃、ハゼや漆を使って木ロウ(和ロウソク)が

作られていきますが やはり高価でした。

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本来燭台はロウソク用の灯火具ですが ロウソクは植物油よりも高価であったため

灯台(秉燭(ひょうそく)・タンコロを用いる)としても使う兼用のものが多くみられます。

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使い方は秉燭の底に穴が開いていてロウソク立ての釘に被せて使います。

(現代的に言えば秉燭がアダプター型となっています)

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また、燭台の中には釘のまわりを囲むように金属の輪が付けられたものがあります。

やはり灯台としても使えるよう工夫されたもので、輪の上に油皿や秉燭を乗せ使いました。

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