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藍民芸館

油皿と灯芯と灯芯押え(別名 掻立) 幕末

2016年9月号

 

月刊「藍民芸館」

先月に引き続き灯火具をご紹介いたします。

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名前通り油を入れた皿で、2枚一組のものが多く、

下の皿は灯芯から滴る油を受けるためにあります。

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生活に使うものは『油皿・火皿』と言い、神仏に捧げるものは『灯明皿』と言われました。

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油皿の油に浸し灯りを点した灯芯は イグサの髄です。

凧糸などで代用してみましたが 火は点きますが、どんどん燃えてしまうので

芯を上げていくのに忙しなく、実用的ではありませんでした。

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その点、イグサの灯芯はスポンジ状で、油を吸い上げ長く火を灯し続けることができます。

昔の人の知恵は本当に素晴らしいです。

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その灯芯が浮いて動かないように押えているのが『灯芯押え・掻立』です。

収蔵のものは真鍮製ですが、陶製のものもあり形も様々あります。

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