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藍民芸館

沖縄 焼物(やむちん) 荒焼(あらやち)  泡盛用壺

2018年9月号

 

 

月刊「藍民芸館」

 

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沖縄の焼物(やむちん)は、荒焼(あらやち)と上焼(じょうやち)に大きく2つに分かれます。

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荒焼は釉薬を掛けず、土そのままで焼くもので、

いわゆる素焼きの焼き締めで、沖縄では南蛮と呼ばれたりもします。

上焼は釉薬を掛けて、様々な文様が施されます。

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収蔵の壺は荒焼で沖縄の酒・泡盛を熟成保存したものです。

上部には飛びカンナで文様がつけられています。

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荒焼は、14, 15世紀頃の南方貿易(中国やタイなど)が盛んだった時代に

ルーツがある と言われています。

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那覇の涌田、読谷の喜名、美里の知花、今帰仁の古我知あたりで焼かれていたそうです。

いずれの場所も貿易の港があり、良質の土が取れるという条件に恵まれています。

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※『壺(つぼ)と甕(かめ)』の違い

頸部の径が口径あるいは腹径の2/3以上のものを甕

2/3未満のものを壺