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痴娯の家

柳井の金魚提灯

2011年4月号

月刊「痴娯の家」

  岩国市から海岸にそって40キロばかり南に、山口県柳井市があります。

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この町は江戸時代、岩国藩のお納戸といわれるほど栄えた商業都市でしたが、海沿いに山陽本線が引かれ、交通が瀬戸内の海上から、陸上に移り始めたころから、しだいにかつての勢いをなくしていきました。

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海辺の町に、なぜ金魚なのかは誰もわかりません。この金魚提灯は、大正の頃までは、下関のふぐ提灯とならんで山口県の二大民芸品といわれていました。

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夏祭りや縁日を賑わせてきたこの提灯も、先の大戦さかいに、一時廃絶しました。

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細い竹で骨組みを作り、紙を張り尾をつけ、赤と黒の絵の具で彩色しました。よく青森の金魚ねぶたに対比されます。