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痴娯の家

静岡の祝い鯛

2011年7月号

月刊「痴娯の家」

 

静岡市の伝統ある郷土玩具といえば、この張り子の「祝い鯛」があげられます。

◆ ◆ ◆

向き合った二匹の鯛が真ん中を藁でしばられ、

経木を細かく割いて房状にたばねた飾りをつけています。

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この祝い鯛は市内横田町の戎神社のえびす講(10月19日、20日)

のとき、境内で売られる縁起物です。

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本来、このは「懸け鯛」、または向かい合わせに縛るところから

「にらみ鯛」とも呼ばれ、生の鯛を正月に飾ったのが始まりでした。

祝儀の席には欠かせないものでした。太平洋沿岸の各地に見られる習俗です。

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これに福枡、福助、招き猫、千両箱、大福帳、当り矢等縁起のよい張り子細工を、

一本の竹に吊るしてえびす講の祝い飾りとしました。