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痴娯の家

亀戸のつるし張り子

2011年8月号

月刊「痴娯の家」

 

東京の亀戸天神の社前で、江戸時代から参詣土産として売られていた

この吊るしの張り子起源は、なかなかおもしろいものがあります。

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淡島寒月の「江戸の玩具」に、亀戸張り子は首振り人形あるいは吊るし人形と呼ばれていた。

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はじめは生きた亀や麩が竹につるして売られていた。

それがやがて張り子の首や手足が動く亀になった。しかも人々に好評だった。

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かっては王子権現、西新井大師、川崎大師、雑司が谷などでも、売られていたということです。

これらも首振りや吊るし物に作られ、藤娘、酒樽背負い、

虎、亀、傘一本等着想が奇抜で、ユーモラスな物が多いのが特徴です。

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地元浅草などでも作られていましたが、今では埼玉県越谷市船渡産の物が主だといわれています。