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痴娯の家

堤土人形 三番叟

2011年9月号

月刊「痴娯の家」

 

堤土人形は京都の伏見人形、長崎の古賀人形とならぶ、日本の代表的な土人形です。

東北地方にあっては、秋田の八橋、岩手の花巻、山形の相良の各土人形があります。

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藩政時代仙台堤町に住んでいた、仙台藩下級武士達が近くに産する

良質の陶土を利用して、生活雑器を冬季間家内作業として、焼いていました。

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さらにその副業として伏見人形に学んだ土人形作りをしていました。

やがてこれが藩の事業となっていくのです。

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前述の東北地方の土人形、張子等に大きな影響を与えました。

しっとりと落ち着いた色調は、北の大地の風情をただよわせています。

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土型はかっては二百数十を数えましたが、現在製作されているのは、五十数種類です。

宝船、牛乗り天神、堂内天神、三番叟、敦盛、小野川谷風、

鯉かつぎ、汐汲み、熊のり金時、虚無僧、花魁等です。