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痴娯の家

三春張り子

2011年10月号

月刊「痴娯の家」

 

福島県郡山市西田町高柴で、江戸時代中頃から作られている

三春張り子は三春人形とも呼ばれていました。

◆ ◆ ◆

この地はかって三春藩五万石秋田氏の領地でした。

この名は春になると、梅、桃、桜が一度に咲きそろうので、つけられたものです。

◆ ◆ ◆

時の藩主が江戸から人形師をつれて帰り、製作を奨励したことにはじまります。

◆ ◆ ◆

三春張り子人形の舞姿は、軽やかで優美です。動きがあります。

この躍動感を可能にしたのは、木型を分解して別々に張り抜いたものを

再び組み立てる技法を考案したからです。

◆ ◆ ◆

さらに人形の持ち物を、竹や厚紙で別に作って加えました。

手本にした堤土人形をあでやかさで超えたともいわれています。 

江戸時代中頃には、東北各地はもちろんのこと江戸まで売り歩きました