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痴娯の家

甲府のかなかんぶつ

2012年3月号

月刊「痴娯の家」

 

山梨県甲府市の端午の節句の武者人形です。

張り子の武者面に、厚紙の鍬形の前立て兜と鎧垂れをつけ、台木で支えて立てました。

「かなかんぶつ」は金兜の転訛したものと言われています。

 

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甲斐の名将武田信玄の甲冑姿をなぞらえたもので、5月5日に男児の家に祝いとして贈りました。

頭は武田信玄だけでなく、猿田彦、武田勝頼、なぜか上杉謙信、源義経、桃太郎等もありました。

 

◆ ◆ ◆

この地方独特の端午の節句飾りとして、玄関や縁側等人目につきやすいところに置きました。

おかぶとさんとも呼ばれ、江戸末期、武家の鎧兜に対して、町方の節句飾りの外飾りとして

始まりましたが、戦後はこのしきたりもしだいに忘れられ、この人形もほとんど姿を消しました。

 

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