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痴娯の家

伏見土人形 饅頭喰い

2012年12月号

月刊「痴娯の家」

京都市南部の伏見は、奈良時代以前から埴輪や土器を焼いていました。

伏見稲荷大社のある稲荷山の土を用いて、深草焼きとも呼ばれる土人形を

桃山時代のころから、作りはじめました。

◆ ◆ ◆

瓦町という地域もあり、近代まで瓦を焼いていたので、

この職人さん達が余暇に人形を作りました。

◆ ◆ ◆

伏見人形の教訓・説話物の代表的なものの一つに、

「饅頭喰い」があります。子どもが二つに割った饅頭を両手に持っている立像です。

◆ ◆ ◆

ある時ある人に、「坊や、お父さんとお母さんどっちが好き」と問われた時、

子どもが持っていた饅頭を二つに割って、

「おじさん、右と左の饅頭のどちらがうまいか」と問い返しました。

◆ ◆ ◆

比べられない、愚問だということです。江戸時代後期から伝わる子どもが、

賢く育つようにというお守りあるいはまじないです。

羊羹を二つに割った「羊羹喰い」というのもあります。

 

※ 2012年12月26日〜2013年2月28日まで資料整理のための冬期休館に伴い、

  2013年1月号、2月号はお休みさせていただきますのでご了承下さい。

   次号2013年3月号をお楽しみに!!