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痴娯の家

浦佐の猫面

2017年6月号

月刊「痴娯の家」

新潟県南魚沼市大和町浦佐の普光寺毘沙門堂で売られている、魔よけの猫面です。

◆  ◆  ◆

この猫面は昭和初期に廃絶し、一度復活しましたが、また廃絶しました。

原型は戦前に地元の彫刻家井口嘉夫氏がつくりました。

◆ ◆ ◆

これをやはり地元の高校教師早津剛氏、再現しました。この由来は次のようなものです。

毘沙門堂の堂押しの起源となったものです。

◆ ◆ ◆

ある時、按摩の杢市が毘沙門堂の前を通りかかると、

坊主の珍念に呼びとめられた。

いつものように体をもんだが、体つきがちがう。

杢市がそれに気づくと、珍念の体が大山猫になり、その場を立ち去った。

◆ ◆ ◆

毘沙門堂の堂押しをしたら、山猫が落ちてきて皆に踏まれて死んだということです。                           

(参照 畑野栄三著 全国郷土玩具ガイド 1)