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黒船館

川上澄生からの手紙

2011年7月号

月刊「黒船館」

 

 

 昭和10年(1935)に始まった吉田正太郎と版画家川上澄生との親交は、当館所蔵の750通にも及ぶ書簡類から推察できます。

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一面識もない川上澄生に、突然差し上げた一通の手紙の返事は、昭和10年2月28日付け封書でした。

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「前略 御手紙並に黒船館出品目録拝見致しました。私に対する御厚意を感謝致します。御手紙の趣き甚だ興味を持って承りました。拙作の如きものにてよろしけれバ御役に立ち度いと存じます。・・・」と始まるこの御手紙を手にした正太郎の喜びようは、格段のものがあったに相違ありません。

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そして、この時、川上澄生の誠実な人となりを察知した正太郎は、以後、怒涛のようにその交流を深め、花田屋呉服店の団扇絵、黒船館蔵書票、黒船図などと次々と作品が送られてきました。

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この夏には、「川上澄生の手紙と作品展」と題して小さな展覧会を計画しています。

 《7月16日(土)〜8月21日(日)》

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