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黒船館

石版画 「三陸大津波惨状と実況」

2011年8月号

月刊「黒船館」

  

  東日本大震災以来、毎日のように想像できないほどの惨状が報じられています。

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地震、津波、その上に原発事故と二重、三重の大災害ですから被災者の方々のご苦労はいいようもありません。まずはお見舞申し上げます。 そして、柏崎原発を抱えているものとして、この大惨事、人ごとではないと痛感しています。

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当館には、吉田小五郎の収集した石版画が多数あります。明治初期の額絵が中心ですが、その中に明治29年6月15日(旧暦5月5日)午後8時20分頃発生した三陸大津波の惨状を描いたものがあります。

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そこには、画面いっぱいに押し寄せる津波、流失家屋や樹木、電柱などと、助けを求める人々の姿が描かれ、青森、岩手、宮城各県の流失家屋・溺死者・漁船流出、破損数などの情報が記されてあります。この絵を見ながら、小学生の頃に教えられた三陸大津波の教訓を思い出しました。

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昨今は政治の混迷にいささか憤りを感じていますが、東北には皆様の先輩が、三陸大津波の悲劇から立ち上がった事実があります。必ずや今回の大惨事をも乗り越え、復興されるものと信じています。

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